LuLu の概要
LuLu は、Mac 用の無料でオープンソースのファイアウォールです。ほとんどのアプリはインターネットに接続しますし、マルウェアも同じです。LuLu は外向きのネットワーク通信を監視し、知らないプログラムが接続しようとするたびに、許可するかブロックするかを尋ねます。選んだ内容はルールになり、以後は LuLu がそのルールを適用します。LuLu は Mac 向けセキュリティツールを手がける非営利財団 Objective-See が開発しており、GPL-3.0 ライセンスで公開されています。
LuLu には macOS 10.15 Catalina 以降が必要で、Apple の Network Extension フレームワークを使います。初めて開いたときに、システム設定でこれを承認します。開発者は macOS を最新の状態に保つこと、macOS 15 Sequoia では少なくとも macOS 15.3 を使うことを勧めています。
主な機能
LuLu はメニューバーで動作し、まだルールがない通信についてだけ知らせます。
- 接続の警告:どのプログラムがどこへ接続しようとしているかを確認し、許可またはブロックできます。
- ルール:プログラム全体または特定の接続先だけを、常に、今回の実行中だけ、または一定時間、許可・ブロックできます。
- プログラムの詳細:警告からコード署名、プロセスの起動元、VirusTotal の結果を確認できます。
- ルールウインドウ:ルールの絞り込み、編集、追加ができ、正規表現を使ったルールも作れます。
- パッシブモード:警告を出さずに静かに動作し、ルールを適用します。
- 許可リストとブロックリスト:アドレスのリストをまとめてブロックまたは許可できます。
- プロファイル:ルールと設定のセットを分けて保存し、切り替えられます。
- 適切な初期設定:Apple のプログラムや既にあるアプリを自動的に許可できます。
バージョン 4.5.1 の新機能
LuLu 4.5.1 では、ルールと起動処理が改善されました。
- 「ルールを追加」ウインドウの処理を改善し、削除済みや無効なルールをより適切に扱うように
- 起動処理を改善し、アップデート時をより適切に扱う新しいチェックイン処理を導入
LuLu のよくある質問
LuLu は無料ですか?
はい。LuLu は無料のオープンソースソフトで、GPL-3.0 ライセンスで公開されています。非営利財団 Objective-See が開発しており、スポンサーとして支援することもできます。
LuLu は何をするアプリですか?
LuLu は外向きの通信のためのファイアウォールです。知らないプログラムがインターネットに接続しようとすると警告を表示し、許可するかブロックするかを選べます。マルウェアやアプリが知らないうちにデータを送るのを防ぐのに役立ちます。
LuLu と macOS のファイアウォールの違いは?
macOS に内蔵されたファイアウォールは内向きの通信を制御します。LuLu は外向きの通信、つまり Mac のプログラムがインターネットへ向けて行う接続を制御します。
LuLu に必要な macOS のバージョンは?
LuLu 4.5.1 には macOS 10.15 Catalina 以降が必要です。開発者は最新の macOS を使うこと、Sequoia では少なくとも macOS 15.3 を使うことを勧めています。
LuLu をインストールするには?
LuLu のディスクイメージを開き、LuLu を「アプリケーション」フォルダへドラッグして、そこから開きます。その後、システム設定でシステム拡張とネットワークフィルタを承認する手順を LuLu が案内します。
LuLu はアプリごとに毎回確認してきますか?
いいえ。初期設定では Apple のプログラムと既にあるアプリを許可するので、主に新しいプログラムについてだけ確認します。選んだ内容はルールになり、同じことを再び聞かれることはありません。
LuLu のパッシブモードとは何ですか?
パッシブモードでは、LuLu は警告を出さずに静かに動作し、既存のルールを適用します。オンの間、新しい接続を許可するかブロックするかは自分で選べます。
LuLu で Web サイトやアドレスのリストをブロックできますか?
はい。LuLu の設定でブロックリストと許可リストを追加できます。ブロックリストにある接続先への通信は、ほかのルールに関係なくブロックされます。
LuLu のプロファイルとは何ですか?
プロファイルは、ルールと設定をひとまとめにした別々のセットです。自宅用と外出用など複数作っておき、メニューバーから切り替えられます。
lulu.FULLMAC.app の LuLu のダウンロードはどこから提供されていますか?
ダウンロードボタンは、Objective-See の Web サイトにある LuLu の公式ページ https://objective-see.org/products/lulu.html につながっています。lulu.FULLMAC.app がアプリを改変したり再パッケージしたりすることはありません。
似ているアプリ
ClearanceKitClearanceKit は、Mac 上のどのプログラムが機密ファイルに触れてよいかを制御する、無料・オープンソースのツールです。Apple の Endpoint Security フレームワークを使って、ファイルを開く、名前を変える、削除する、コピーする、フォルダを読み取るといったファイルシステムのイベントを監視し、明示的な許可ルールなしに保護されたパスへアクセスするプロセスをブロックします。主な対象は開発用のマシンです。サンドボックス外で動く npm、pip、brew のインストールスクリプトはユーザーの全権限で実行されるため、そのままでは ~/.ssh、クラウドの認証情報、ブラウザの Cookie などのフォルダを読めてしまいます。セキュリティ
MakLockMakLockは、macOSのアプリをTouch ID、Apple Watchの近接、または予備のパスワードで保護する軽量なメニューバーアプリです。保護されたアプリを開いたり切り替えたりしようとすると、すべてのモニターに全画面のぼかしオーバーレイを表示してアクセスを遮り、認証を求めます。起動だけでなくアプリの切り替えも監視するため、すでに開いているアプリに戻るときもロック解除が必要です。セキュリティ
KnockKnockKnockKnock は、コンピュータに永続的にインストールされているものを表示する、無料でオープンソースの Mac 用セキュリティツールです。マルウェアは通常、Mac を再起動するたびに再び実行されるように自身をインストールします。KnockKnock は、名前に関係なく、そのようなソフトウェアを見つけ出します。Start Scan を押すと、ソフトウェアが潜みやすい既知の場所を調べ、見つかったものをカテゴリごとに項目数とともに一覧表示します。セキュリティ
ExifCleanerExifCleaner は、画像、メディアファイル、PDF から、写真によく含まれる GPS の位置情報、カメラの情報、日付などの隠れたメタデータを削除します。ファイルやフォルダごとウインドウにドラッグ&ドロップすれば、裏で ExifTool を使ってすばやく一括で消去します。処理したファイルを開けば、何が削除されたかを前後で比べて確認できます。セキュリティ
Pareto SecurityPareto Security は、Mac の基本的なセキュリティを保つ手助けをします。メニューバーに常駐し、忘れがちな一般的な設定を定期的にチェックします。FileVault によるディスクの暗号化がオンか、ファイアウォールが有効か、自動ログインがオフか、Gatekeeper が有効か、画面が自動でロックされるか、アプリが最新か。問題があれば、直すようにやさしく知らせてくれます。名前はパレートの法則に由来し、問題の 80% を防ぐ 20% のセキュリティ対策に取り組むという考え方です。セキュリティ- Little SnitchLittle Snitch は、Mac がインターネット上のどこに接続しているかを表示し、何を許可するかを自分で決められるアプリです。アプリが接続しようとするたびに接続アラートが表示され、許可するか拒否するかを選べるので、同意なしにデータが Mac から送られることはありません。Network Monitor では、すべての接続をリアルタイムで、世界地図やトラフィックグラフで確認でき、アプリ、ドメイン、国ごとにまとめられます。Little Snitch は Objective Development が開発しており、20 年以上にわたって Mac を守ってきました。セキュリティ
Objective-See のその他のアプリ
FULLMAC.app はこのアプリをホストしていません。ダウンロードボタンは開発元のページにリンクしています。